頭痛・片頭痛

「頭がズキズキして仕事に集中できない」「月に数回、吐き気を伴う片頭痛で寝込んでしまう」。――日本人の約3 人に1 人が慢性または反復性の頭痛を抱えていると言われ、そのうち約840万人が片頭痛患者と推計されています。

※参考：厚生労働科学研究班 『頭痛の疫学調査報告書』 2023

近年の研究では、首〜後頭部・側頭部に張り巡らされた筋膜（ファシア）の“滑走性低下”が血管・神経の圧受容器を刺激し、緊張型頭痛や片頭痛発作の導火線になる可能性が指摘されています。

※参考：Stecco C et al. “From Muscle to the Myofascial Unit” J Anat 2019

「鎮痛薬が手放せない」「MRIでは異常がないと言われた」――そんな方こそ、筋膜という“見落とされがちな根本要因”にアプローチする当院の施術をお試しください。

※参考：La Touche R et al. “The impact of myofascial release and stretching techniques on migraine” J Bodyw Mov Ther 2021

「カッパ整体院グループ」は国内外に60店舗展開しており、イタリア発祥の「筋膜マニピュレーション®」という技術を元に施術を提供しています。イタリア本部公認・ベトナム公式プロバイダーとして、海外でも技術普及を行なっているグループです。

（「筋膜マニピュレーション®」をベトナムで正式に提供できるライセンス＝プロバイダー権を取得済み）

なお、この技術を元に「筋膜調整®」という商品を開発し、商標登録を行っています。

金沢にいながら世界基準の最新技術を体感いただける―それが当院の強みです。

こんなお悩みありませんか？

• デスクワーク後に後頭部がギューッと締め付けられる
• 月経周期や天候の変化でこめかみがズキズキ脈打つ
• 目の奥が痛く、光や音に敏感になる
• 首や肩をほぐしてもすぐ頭痛が再発する
• 市販薬に頼りすぎて効き目が弱くなってきた

1 つでも当てはまる方はお気軽にご相談ください。

※参考：国際頭痛学会 ICHD‑3（2018）

他で良くならない理由とは？

❶　痛む場所≠原因部位

頭痛は頭部で感じますが、発火点は首・肩・胸郭など離れた筋膜の滑走不全に潜んでいることが多々あります。痛む所だけをマッサージしても根本改善しない理由です。

※参考：Ferlito S et al. “Fascial Manipulation for Cervicogenic Headache” RCT 2019

❷　“筋膜の経路”を無視した対症療法

一般的な施術では局所の筋緊張を和らげることに終始しがちです。しかし筋膜は全身をシームレスに連結する三次元ネットワーク。例えば胸筋のファシア硬結が鎖骨を介して頸部前面を牽引し、最終的に側頭筋の過緊張を招く―といった遠隔連鎖が起こります。当院は解剖学的経路（チェーン）を解析し、一次原因点を特定するため改善率が高まります。

※参考：Stecco L ＆ C. “Fascial Anatomy” Elsevier 2022

❸　生活動作・習慣の“再学習”不足

画面をのぞき込むスマホ姿勢、就寝前の強い光刺激、カフェイン過多――再発を招くトリガーは日常の中に隠れています。施術だけでなく「姿勢・呼吸・睡眠環境」のセルフメンテナンスを同時進行させることが、慢性化を断ち切るカギです。

※参考：日本頭痛学会 『慢性頭痛のセルフケア指針』 2024

頭痛・片頭痛の原因とは？

※参考：ICHD‑3（2018）、Goadsby P et al. “Pathophysiology of Migraine” Lancet 2021

頭痛・片頭痛の症状の例

• 緊張型頭痛：後頭部から帽状腱膜にかけて鈍い圧迫感。肩をすくめたり目を細める動作で増悪。
• 片頭痛：片側のこめかみ～眼窩周辺が拍動性に痛む。閃輝暗点や吐き気を伴い、静かな暗室で横になりたくなる。
• 群発頭痛：夜間～明け方に片眼の奥が激痛。涙・鼻水が片側だけ出る。
• 関連痛：頸部深層ファシア由来の放散痛で、頭頂部／耳後部／前額部にまで広がるケースも。
• 日常では「長時間モニター作業後に生あくびが出る」「気圧アプリの急降下グラフと頭痛発作がリンクする」などの特徴的サインが見られます。

※参考：Launer L et al. “Epidemiology of Headache” Nat Rev Neurol 2022

症状を放置すると？

鎮痛薬の頻回服用は「薬物乱用頭痛」を招き、痛み閾値が低下して慢性化しやすくなります。

また筋膜の滑走障害が続くと頸肩こり・顎関節症・めまいを併発し、仕事・家事・学業パフォーマンスが長期低下。早期に原因筋膜へアプローチし、発作頻度を減らすことが重要です。

※参考：日経メディカル 『薬物乱用頭痛 診療ガイド』 2024

当院と他院との違い

まず、一般的な対処法と当院のアプローチの違いを簡単にまとめると次のようになります。

次に、別の観点から当院と比較してみます。

一般的な整形外科・整骨院・整体院との比較

最後に、当院での改善方法をご説明いたします。

当院での改善法

1）徹底した検査と原因の可視化

当院では、脳画像や血液検査で異常がないのに繰り返す頭痛・片頭痛に対し、初回に時間をかけたカウンセリングと検査を行います。

立位で頭部前方変位・肩甲帯左右差・顎位を視診し、頸椎回旋テスト・咬筋緊張テストで痛み誘発角度と拍動性の有無を確認。触診では後頭下筋膜・側頭筋膜・咬筋膜・胸鎖乳突筋膜の硬結、頭皮温・浮腫、眼窩周囲の圧痛を丁寧に評価します。

さらに発症頻度、月経周期、寝不足、天候変化、カフェイン摂取、歯ぎしり、デスクワーク時間など生活背景をヒアリングし、後頭下筋膜―側頭筋膜―胸背筋膜へ続く張力ラインを患者様と共有。

「脳血管の異常収縮だけでなく筋膜ネットワークの滑走不全が三叉神経・椎骨動脈を介し拍動痛を増幅している」事実を視覚情報と徒手評価で可視化し、納得感ある施術計画へつなげます。

※参考：Bianchi S., Ultrasound Examination of the Musculoskeletal System, 2019

筋膜調整®

体系化された筋膜調整技術で、“筋膜の滑走”を回復させる手技療法です。検査で特定したコントロールセンター（後頭下筋膜・側頭筋膜・咬筋深層筋膜・僧帽筋上部筋膜など）に当院独自のアプローチを施し、神経・血管に負担を掛けていた滑走不全をピンポイントでリリース。

発作期は遠隔の胸背筋膜から循環を促し、ズキズキが落ち着き始めた段階で側頭筋膜をソフトな持続圧と微細伸張で均質化します。滑走が回復すると椎骨動脈血流と硬膜張力が安定し、拍動性頭痛や頭重感が軽減。

学術報告でも筋膜調整で片頭痛発作頻度と痛み強度が顕著に減少した例が示されており、当院でも同様の臨床成果を蓄積しています。

当院の施術はバキバキ矯正や強圧を用いず、頭部に優しい安全な手技です。

※参考：Pirri C. et al., Eur J Rheumatol, 2023

3）個別対応と再発予防

頭痛・片頭痛の背景には、前傾姿勢による後頭下筋過緊張、ホルモン変動、歯ぎしり、枕高さ不適合、ストレスによる交感神経優位など多様な要因があります。

当院では豊富な臨床経験を持つ施術者がカウンセリング内容を踏まえ、急性期は遠隔筋膜中心、回復期は頸椎‐肩甲帯‐顎関節の張力バランス調整を重視したオーダーメイド施術を提供。

施術中も「ズキッと拍動」「こめかみが締め付けられる」など感覚を伺いながらリアルタイムで手技を調整します。筋膜をリリースした直後には、頭頸胸ラインを協調させる簡易エクササイズ（ファシアピラティス）を実施し、滑走しやすい環境を身体に“再教育”して再燃を防止。

個別評価と段階的対応の有効性は研究でも示されており、当院は科学的指針に沿った施術で再発リスクを最小化します。

4）生活習慣サポート

施術効果を維持するため、デスクでは耳・肩・骨盤を一直線に保つ、スマホは目線高さで保持、就寝前に照明を落とし深呼吸で副交感神経を高める、カフェイン・アルコール・チョコレートを過剰摂取しない、枕は後頭下筋が過伸長しない高さに調整するなど、日常で取り入れやすいポイントをシンプルにお伝えします。

「またズキズキ来るのでは」と不安な方ほど、改善を体感することでセルフケア意欲が高まり、良い状態を自律的に維持できます。原因がはっきりしない頭痛・片頭痛でお悩みの方も、どうか諦めずご相談ください。

当院はエビデンスに基づく筋膜施術で痛みと不安を緩和し、再発しにくい快適な頭部環境づくりを全力でサポートいたします。

よくあるご質問

Q：すぐに効果が出ますか？

A：初回で「軽くなった」「楽になった」という感想は多いですが、症状の程度や生活習慣によって個人差があります。そのため、生活習慣から変えて根本改善を目指すためのサポートを行います。

Q：資格を持った人が対応してくれますか？

A：はい。資格を保有するセラピストが対応いたします。

Q：どれくらい通えばよいですか？

A：初回である程度変化を実感された後、3か月を目安に継続されることにより、再発しにくい状態を目指せます。

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