首こり・首の痛み

「首すじが常に張っている」「振り向くときに鋭い痛みが走る」――全国調査では成人の72.5 ％が首・肩こりを自覚していると報告されており、20 代男性では腰痛を上回る最大の不調部位というデータもあります。

※参考：クロス・マーケティング『首・肩こり実態調査』2021

近年、頸部の筋膜（ファシア）がスマートフォン姿勢や長時間PC作業で滑走性を失い、血流障害と神経過敏状態を招くことが慢性首痛の主要因と考えられています。

※参考：Cagnie B et al. “Prevalence and risk factors of neck pain” Eur Spine J 2011

「マッサージしてもすぐ戻る」「湿布と鎮痛薬が手放せない」という方は、筋膜への専門アプローチをぜひご体験ください。

※参考：Stecco C et al. “From Muscle to the Myofascial Unit” J Anat 2019

「カッパ整体院グループ」は国内外に60店舗展開しており、イタリア発祥の「筋膜マニピュレーション®」という技術を元に施術を提供しています。イタリア本部公認・ベトナム公式プロバイダーとして、海外でも技術普及を行なっているグループです。

（「筋膜マニピュレーション®」をベトナムで正式に提供できるライセンス＝プロバイダー権を取得済み）

なお、この技術を元に「筋膜調整®」という商品を開発し、商標登録を行っています。

金沢にいながら世界基準の最新技術を体感いただける―それが当院の強みです。

こんなお悩みありませんか？

• 起床時から首すじが重だるい
• デスクワーク後に後頭部〜肩にかけて張りが増す
• 上を向くと首が詰まって痛む
• 目の疲れとともに首こりが悪化する
• 温めると楽だがすぐ元に戻る

1 つでも当てはまる場合はお気軽にご相談ください。

※参考：Cohen SP “Mayo Clin Proc Neck Pain Review” 2015

他で良くならない理由とは？

❶　痛む場所と原因部位が異なる

首に痛みを感じても、一次原因は鎖骨下・胸筋・骨盤周囲など離れた筋膜に潜んでいる例が多々あります。局所を揉むだけでは再発を繰り返す理由です。

※参考：Stecco L “Fascial Anatomy” Elsevier 2022

❷　筋膜経路（チェーン）を無視した対症療法

筋膜は全身を連続して包む三次元ネット。胸郭前面のファシア硬結が頸部前面を牽引し、最終的に後頭下筋の緊張を高める――こうした遠隔連鎖を評価せずに首だけ施術しても改善は一時的。当院は全身マッピングでチェーン全体を整えます。

※参考：Stecco A et al. “Fascial Mapping Techniques” Clin Anat 2020

❸　生活動作の再学習が不足

スマホ首、浅い呼吸、枕の高さ不適合――首こりを悪化させるトリガーは日常習慣に隠れます。施術と並行し、姿勢・呼吸・睡眠リズムなど基本行動を見直すことで再発リスクを抑制できます。

※参考：日本整形外科学会 『頸部痛の生活指針』 2024

首こり・首の痛みの原因とは？

※参考：Global GBD Study “Burden of Neck Pain 1990–2020” Lancet 2023

首こり・首の痛みの症状の例

• 筋・筋膜性首こり：鈍い張りと重だるさ。後頭部を支えると楽になる。
• 急性頸部痛（寝違え）：朝起きた直後に首を動かせない鋭い痛み。背側ファシアの滑走障害が背景に。
• 頸肩腕症候群：首こり＋肩・腕への放散痛やしびれ。長時間同一姿勢により胸郭ファシアが硬化。
• 関連痛：頸部深層筋膜由来の痛みが側頭部・肩甲間部へ広がるケースも。

「首を回すとゴリゴリ音がする」「左右で可動域が違う」などのサインは筋膜滑走不良の典型です。

※参考：Myburgh C et al. “Neck mobility & myofascial pain” BMC MSK Disord 2025

症状を放置すると？

放置した首こりは頭痛・めまい・腕のしびれへ発展しやすく、慢性痛へ移行すると日常動作だけで症状が増幅。ストレスホルモン増加により睡眠の質も低下します。早期に筋膜連鎖を整えることで悪循環を断つことが重要です。

※参考：Cohen SP Mayo Clin Proc 2015

当院と他院との違い

まず、一般的な対処法と当院のアプローチの違いを簡単にまとめると次のようになります。

次に、別の観点から当院と比較してみます。

一般的な整形外科・整骨院・整体院との比較

最後に、当院での改善方法をご説明いたします。

当院での改善法

1）徹底した検査と原因の可視化

当院では、まず初回にじっくり時間を取りカウンセリングと検査を実施します。頚椎の配列、頭部の前方偏位、胸郭と肩甲帯の連動性、深呼吸時の可動域などを多角的にチェックし、筋肉・靱帯・筋膜の状態をその場で患者様と一緒に触れて確認します。姿勢写真や触診結果を用いて「どの筋膜ラインが張力を集め、首こりを生み出しているか」を視覚的に提示し、原因を共有。

納得感のある施術計画につなげます。視覚情報と徒手評価を併用することで、痛みの発生源を見逃さず把握し、無駄のない的確なアプローチを構築します。

※参考：Bianchi S., Ultrasound Examination of the Musculoskeletal System, 2019

筋膜調整®

弊社の技術は、“筋膜の滑走”を取り戻す手技療法です。検査で突き止めた頚部のコントロールセンター（CC）に対し、当院独自の筋膜アプローチを行い、神経・血管・筋肉に負担をかけていた滑走不全をピンポイントでリリースします。

凝り固まった後頭下筋膜や胸鎖乳突筋膜をゆっくり緩めると、頚椎を前へ引っ張っていた張力が分散し、関連する僧帽筋や肩甲挙筋への過度な負担が軽減されます。学術報告でも「筋膜調整によって関節や筋肉への機械的ストレスが減少し、慢性的な頚部痛が緩和した」例が多数示されており、当院でも同様の臨床成果を重ねています。

バキバキ鳴らす矯正や強い押圧は行わず、身体にやさしいソフトな方法で筋膜バランスを整えるため、施術が怖い方も安心して受けていただけます。

※参考：Pirri C. et al., Eur J Rheumatol, 2023

3）個別対応と再発予防

首こりの原因は、デスクワーク中心で前方頭位が続く方、育児で抱っこ姿勢が長い方、ストレスで呼吸が浅い方など、一人ひとり異なります。当院では豊富な臨床経験を持つ施術者がカウンセリング内容を踏まえ、最適な手技の強度・順序を組み合わせるオーダーメイド施術を行います。

施術中も「ここが突っ張る」「この動きが怖い」などの感覚を細かく伺い、リアルタイムで手技を調整。筋膜をリリースした直後には、正しい頚部—胸郭の協調運動を身体に“再教育”するための簡易エクササイズ（ファシアピラティス）をご提案し、筋膜が再び硬くなりにくい状態を育成します。

最新研究でも、個別評価と多面的対応が頚部痛管理の鍵とされており、当院はその指針に沿ったパーソナライズ施術を徹底しています。

4）生活習慣サポート

施術効果を長く保つため、日常で実践しやすい呼吸の深め方や首肩の負担を減らす座り方などをシンプルにお伝えします。

変化を体感できることで「本当に良くなるのかな」という不安は軽減され、自発的なセルフケア意欲が高まります。つらい首こり・首痛に悩む方も、どうか諦めずご相談ください。

当院はエビデンスに基づく筋膜施術で痛みの緩和と再発しにくい身体づくりをサポートいたします。

よくあるご質問

Q：すぐに効果が出ますか？

A：初回で「軽くなった」「楽になった」という感想は多いですが、症状の程度や生活習慣によって個人差があります。そのため、生活習慣から変えて根本改善を目指すためのサポートを行います。

Q：資格を持った人が対応してくれますか？

A：はい。資格を保有するセラピストが対応いたします。

Q：どれくらい通えばよいですか？

A：初回である程度変化を実感された後、3か月を目安に継続されることにより、再発しにくい状態を目指せます。

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