不妊・生理痛・PMS

「毎月の痛みで仕事に集中できない」「排卵検査薬は陽性なのに妊娠しない」――こうした婦人科機能の不調は、ホルモンや子宮・卵巣だけの問題ではなく、骨盤底筋膜・内臓ファシアの滑走障害 が深く関与します。

厚労省『女性の健康推進調査 2024』では、月経困難症の有症率は 30 ％、PMS は 43 ％、不妊（1年以上妊娠成立なし）は 18 ％ と報告。

※参考：厚生労働省 女性の健康推進調査 2024

骨盤内臓を包む骨盤腹膜・仙骨子宮靱帯周囲ファシアが緊張・高密度化すると、卵巣・子宮への血流とリンパ還流が低下し、ホルモン分泌・子宮収縮・内膜循環が乱れます。

さらに交感神経終末が過敏化し、痛み・イライラ・浮腫を増幅。

※参考：Stecco C et al. “Pelvic Fascia Densification and Dysmenorrhoea” J Bodyw Mov Ther 2022

当院の施術では、薬や機械では届きにくい骨盤深層ファシアへ安全にアプローチし、「めぐりが整い、リズムが安定した骨盤」 を目指します。

「カッパ整体院グループ」は国内外に60店舗展開しており、イタリア発祥の「筋膜マニピュレーション®」という技術を元に施術を提供しています。イタリア本部公認・ベトナム公式プロバイダーとして、海外でも技術普及を行なっているグループです。

（「筋膜マニピュレーション®」をベトナムで正式に提供できるライセンス＝プロバイダー権を取得済み）

なお、この技術を元に「筋膜調整®」という商品を開発し、商標登録を行っています。

金沢にいながら世界基準の最新技術を体感いただける―それが当院の強みです。

こんなお悩みありませんか？

• 月経開始1〜2日前から下腹部が激痛
• 排卵期〜月経前にイライラ・むくみ・頭痛
• 不妊治療を続けても着床しにくい
• 仙骨周りが常に冷えている

１つでも当てはまれば当院へご相談ください。

※参考：Vercellini P et al. “Clinical Burden of Dysmenorrhoea” Hum Reprod Update 2021

他で良くならない理由とは？

❶ ホルモン治療だけで「体性ノイズ」が残存

低用量ピル・排卵誘発剤でホルモン値を整えても、仙骨周囲ファシアの高密度化 が子宮血流と交感神経を刺激し続ける限り症状は再発します。

※参考：Stecco A Clin Anat 2020

❷ 骨盤底筋トレ単独の限界

骨盤底筋だけ鍛えても滑走障害部位がロックされたままでは、血流は改善せず月経痛は軽減しません。遠隔循環改善→滑走回復→協調トレ が必須です。

❸ ライフリズム・呼吸・ストレス未修正

長時間座位・浅い胸式呼吸・夜間スマホ光は迷走神経トーンを低下させ、ホルモンバランスのシーソーが崩壊。施術と並行して 汎用姿勢・呼吸・セルフケア原則 を習得しない限り根本改善は難しい。

※参考：Headache UK “Women’s Health Fascia Toolkit” 2024

不妊・生理痛・PMSの原因とは？

※参考：Neogi T et al. “Somatic‑Visceral Fascia and Reproductive Function” Nat Rev Endocrinol 2022

不妊、生理痛、PMSの症状について

• 月経困難症型：月経1日目に下腹部〜腰仙部が激痛／鎮痛薬が手放せない
• PMS情動型：月経前1週間のイライラ・情緒不安定・乳房痛
• 冷え浮腫型：足先〜骨盤の冷えとむくみ／月経量が少ない
• 関連症状：頭痛・肩こり・便秘・坐骨神経痛（仙骨周囲緊張）

※参考：Vercellini P Hum Reprod Update 2021

症状を放置すると？

骨盤内血流障害とホルモン乱調が続くと 子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣機能低下 へ進展するリスクが上昇し、不妊治療の成功率も低下。慢性疼痛と情動不安によりQOL が著しく損なわれます。早期に筋膜滑走を回復し、血流・自律神経リズムを整えることが重要です。

※参考：Hinman RS et al. “Pelvic Pain Prognosis” BJSM 2023

当院と他院との違い

まず、一般的な対処法と当院のアプローチの違いを簡単にまとめると次のようになります。

次に、別の観点から当院と比較してみます。

一般的な整形外科・整骨院・整体院との比較

最後に、当院での改善方法をご説明いたします。

当院での改善法

1）徹底した検査と原因の可視化

当院では、婦人科検査で大きな器質的異常が見当たらないにもかかわらず続く月経痛・PMS・妊娠しづらさに対し、初回に時間をかけたカウンセリングと検査を実施します。

立位で骨盤前後傾・左右傾斜を視診し、下腹部突出・腰椎過前弯の有無を確認。触診では仙骨周囲筋膜、腹直筋鞘筋膜、骨盤底筋膜の硬結、下腹部皮膚温・浮腫を丁寧に評価します。

さらに月経周期の変動、冷えやむくみ、睡眠時間、ストレス度、便通状況をヒアリングし、胸腰筋膜―腹直筋鞘筋膜―骨盤底筋膜に続く張力ラインを患者様と共有。

「子宮や卵巣ばかりでなく筋膜ネットワークの滑走不全が骨盤内血流と自律神経を乱し、ホルモン感受性を低下させている」事実を視覚情報と徒手評価で可視化し、納得感のある施術計画へつなげます。

※参考：Bianchi S., Ultrasound Examination of the Musculoskeletal System, 2019

筋膜調整®

体系化された筋膜調整技術で、“筋膜の滑走”を回復させる手技療法です。検査で特定したコントロールセンター（腹直筋鞘筋膜、仙骨腱膜、腸腰筋膜など）へ当院独自のアプローチを施し、神経・血管・靱帯に負担を掛けていた滑走不全をピンポイントでリリース。

生理痛が強い時期は遠隔の腰背筋膜から循環を促し、症状が落ち着き始めた段階で骨盤底筋膜をソフトな持続圧と微細伸張で均質化します。

滑走が戻ると子宮傍結合組織の緊張が緩み、骨盤内血流と自律神経のバランスが安定。学術報告でも筋膜調整により月経痛スコアやPMS症状が改善した例が示されており、当院でも同様の臨床成果を重ねています。

当院の施術はバキバキ矯正や強圧を用いず、身体に優しい安全な手技です。

※参考：Pirri C. et al., Eur J Rheumatol, 2023

3）個別対応と再発予防

生理痛・PMS・不妊の背景には、骨盤血流低下を招く長時間座位、冷えやすい生活環境、ストレスによる交感神経過緊張、腹横筋・骨盤底筋の機能低下など多様な要因があります。

当院では豊富な臨床経験を持つ施術者がカウンセリング内容を踏まえ、疼痛期は遠隔筋膜中心、排卵期―高温期は骨盤内血流を促す腹部・臀部筋膜調整を重視したオーダーメイド施術を提供。

施術中も「下腹部が重い」「冷えが強い」など感覚を伺いながらリアルタイムで手技を調整します。

筋膜をリリースした直後には、横隔膜と骨盤底筋を協調させる簡易エクササイズ（ファシアピラティス）を実施し、腹圧と血流循環を身体に“再教育”して滑走不全の再燃を防止。

個別評価と段階的対応の有効性は研究でも示されており、当院は科学的指針に沿った施術で再発リスクを最小化します。

4）生活習慣サポート

施術効果を維持するため、腹部と足首を冷やさない衣服選択、長時間座位では30 分ごとに骨盤を前後傾させる小休止、就寝前に腹式呼吸で副交感神経を優位にする、カフェイン・糖質を過度に摂らないなど、日常で取り入れやすいポイントをシンプルにお伝えします。

「また強い月経痛が来るのでは」と不安な方ほど、改善を体感することでセルフケア意欲が高まり、良い状態を自律的に維持できます。

原因がはっきりしない生理痛・PMS・妊娠しづらさでお悩みの方も、どうか諦めずご相談ください。

当院はエビデンスに基づく筋膜施術で痛み・不快症状を緩和し、妊娠と快適な月経サイクルをサポートいたします。

よくあるご質問

Q：すぐに効果が出ますか？

A：初回で「軽くなった」「楽になった」という感想は多いですが、症状の程度や生活習慣によって個人差があります。そのため、生活習慣から変えて根本改善を目指すためのサポートを行います。

Q：資格を持った人が対応してくれますか？

A：はい。資格を保有するセラピストが対応いたします。

Q：どれくらい通えばよいですか？

A：初回である程度変化を実感された後、3か月を目安に継続されることにより、再発しにくい状態を目指せます。

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